2010年5月27日木曜日

やっぱり中国・・・

おつかれさまです。

今朝、先週の安値1.2142を割り込む勢いで下げていた
ユーロドルは1.2152で折り返し、夕方には1.23台を
回復しました。
中国が外貨準備を見直すのでは?という見方に対し
これを否定する政府高官の発言がありました。
これによりリスク回避の動きが後退し、ユーロ高、
円安、商品高となりました。

《 東京金 》
総取組高 106036(+1672) 出来高 48653
非当業者委託玉は買い越し今週に入り4日連続増加。
「金」の安定感が買いを誘っているのでしょうか。
なんだかんだ言いながら先週21日の大商いから上昇
してきました。それも一気にではなく、利食い売りを
こなしながらしっかりと上げてきています。
リスク回避局面では逃避買い、投資意欲が回復される
局面では他とともに買われ、何とも都合のいい商品。
今回の株価下落はユーロの信用不安を皮切りに
複雑なところまで不安感が拡がっています。
そんななかで「金」の買いは単純な選好対象のように
感じています。目先多くが買いついてしまうと調整が入り
ますがそれまでは買い増し買い増しで考えていきます。

《 東京とうもろこし 》
今週から日本はまたかなり冷え込んでくるようです。
昨日もコメントしましたが中国にも影響があるのではと
勝手に考えています(調べる必要あり)。
おそらくまだ当面レンジの動きでしょうが、安い日は
積極的に買っていっていいと考えています。

《 番外 》
米コロラド州立大学のハリケーン予想チームによりますと
今年の大西洋ハリケーンは過去最悪となり「カトリーナ」の
2005年と同じ状況になるとしています。
穀物、石油面白くなりそうですね。

明日もよろしくお願いします。

REPLAY

 ・アメリカの2008年の金融危機。

空売り規制→政策金利引下げ→国債買取

・ユーロ危機

空売り規制→政策金利引下げ→国債買取

 今の段階では、まだ空売り規制までだが、今のユーロ圏の状況を見ていると来月のECBでは、政策金利の引き下げがあるのでは。

 欧州の銀行間での資金調達に使われる短期金利市場のユーロ3ヶ月物が、4ヶ月ぶりの高水準になっている。信用収縮が深刻になってきている証拠です。お金は人間でいう血液。お金がユーロ経済に循環しなければ、人間でいう動脈硬化状態。こうならないため、政策金利を下げて短期金利が下がるように誘導してくると思います。

 アメリカの金融危機による政策金利引下げ時には、下げ止めようとFOMCの度にFF金利を下げていましたが、株価は下げ止まらなかった。そして、更なる流動性供給のため国債買取となった。

 ユーロは出口戦略どころか、これからアメリカがしてきたように流動性の供給スタート。ユーロが戻っても戻りはるられ流れは変わらないと思います。

NYダウ。中国報道により

 昨晩のNYダウは、終値ベースで1万ドル割れとなった。2月8日以来3ヵ月ぶりの価格。取引前半は120ドル高であったが、引けには69ドル安。取引前半の経済発表で耐久財受注や新築住宅販売件数などはよかったが、後半に中国のユーロ債の保有に見直しをかけているという報道を受け急速に値を削り前日比でもマイナスに転じた。

 中国のユーロ債に対する報道は、ユーロ危機に対するEUの足並みの悪さに対する牽制球みたいなもの。「内輪でゴタゴタやってんなら、ユーロ債を買ってあげないよ」。それか「売っちゃうぞ」という脅し。なぜなら、中国の1番の輸出先はアメリカではなくユーロ圏。「早く協力をして財政規律をし危機から抜け出しなさい」と。以前、アメリカが金融危機に陥っていた時にも、中国はアメリカに対して米国債に対して何度も牽制球を投げていた。当ブログでも以前に指摘したが、アメリカのデジャブーを見ているようです。

 

27日 入電換算

おはようございます。

金    +3
銀    -0.1
白金   +5
原油   +570
コーン  +60
大豆   +10
コーヒー +110
粗糖(期近) +50
   (期先) +40
ドル円 89.97
NYダウ 9974.45 -69.3

今日もよろしくお願いします。