2014年10月31日金曜日

ドル高・株高・不安高

おはようございます。明日からは国内3連休となり秋の行楽シーズンですが、今日からは雨脚模様のようで残念です。

昨晩の米4-6GDP速報値は予想を上回り成長率3.5%。米国経済の力強い成長を示し、米株式は急伸。終値は+224.11ドルの17195.42ドル。9/19の高値から19営業日をかけて安値をつけた日から12営業日で高値に迫る勢いでV字上昇。

ドル円も上昇。昨日、既に一部の報道でささやかれていましたが、本日に公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が国内債券を35%に下げ、日本株を25%に引き上げる新しい運用比率の目安を発表する見通しです。これも株高、円安を後押し。また、日銀展望レポートも発表されますが、追加緩和の期待も出ています。

個人的には予想外のドル高円安の進行となってきています。ただかなりのドル高円売りの投機玉ポジションが膨らんできている可能性は高く、警戒は必要と考えます。

【NY金 日足】

1219ドルの基準線を割り込んだことで、新たな下値を模索することになりそうです。1200ドル割れは当然意識されるところですが、1219ドルの基準線から直近高値1255ドルまでの36ドル幅がそのまま基準線からの下幅で考えると1183ドル。ちょうど10/6前回安値1183.3ドル近辺までの下落は視野にいれておくところとなります。昨年6月からの強力な下値ラインが岩盤となるか、崩れてしまうのか、ここはしっかり見定めていかないとなりません。

【東京金 日足】
 こちらも基準線4238円が維持できず割り込んでしまったことで、次の下値ラインを模索する展開となっています。高値4300円から基準線4238円を中心に対比して想定する安値は4176円。こちらも買い方としては10/6の安値4176円が下値ラインとしてストップロスを考えます。
 
【東京白金 日足】
こちらは「金」と違い下値支持線は維持されています。4480~4400円のレンジ内ですが、他貴金属の影響により引っ張られる可能性もあり要警戒。しかし、終値で4400円を維持できるのであれば買い玉維持でいきたいと考えています。

【東京原油 日足】
転換線は58000円。ここまでは押しとみますが、こちらを割り込むようですと再度ベクトルは下向きに。

【東京とうもろこし 日足】
昨日は出来高もやや膨らんでいます。ハイペースなポジションの変化も見られたため、押しが入るところか・・・。週ベースで考えれば連休前で一旦小休止。


2014年10月30日木曜日

FOMCでドル急伸

おはようございます。今週はなんとなく1週間が長く感じます。

米FOMCは声明で、資産購入プログラムを終了することで量的緩和の終了を発表しました。予定通りの内容で声明のなかでは低金利政策の期間についても「相当な期間」の文言をそのまま維持されましたが、景気回復に楽観的な見方、景気回復のスピードにより引き締め時期を早める可能性は否定しないことで市場が反応し、長期金利が急伸し、ドル高が加速しました。

発表後、ドル円は一時108.95円まで急伸しています。先般指摘した108円後半まで上ってきましたが、ここからが抵抗を示す水準になることが考えられ、上値の重い展開を予想します。

【NY金 日足】

 本セッションは12月限1224.9ドルで終了していますが、立会い終了後にFOMC声明が発表されたことで時間外で1208.2ドルまで急落しています。その後現在時点では下ひげ線となっていますが、1220ドルを割り込んだままでいる場合は下値を窺う展開になってしまいます。
ただ、今回の量的緩和終了で今まで「国債」に向かっていた資金が資産購入プログラムが終了したことで次にどこへ向かうのか・・・?昨日の長期金利上昇はその動きの現れとなっており、ここからが新しいステージの始まりと考えています。

【東京金 日足】
 東京金の下値支持線は4238円であり、押し目から崩れている段階ではありません。フロアポジションを見る限りここからは一般投資家は買い下がっていくと思われます。押し目買い方針変わらず。

【東京白金 日足】
 昨日の急伸から反落。レンジは4480~4400円のなかで動いてくると思われます。昨日の上昇で階段は一段上り始めていると考え、押し目買い対応。

【東京原油 日足】

 とにかく手を入れないことには始まりません。昨日斥候買いを入れられた方は乗せ場面を模索していくことになります。チャートでは上値余地が大きく少枚数でも流れに乗っていくことをお奨めします。
 
【東京とうもろこし 日足】
本日の入電では、エタノール生産急増の話が出てきました。上昇してくると、後付けで材料が出てきます。売る材料無し、天井に向けて買っていく考えです。24300円までは押し目範疇。

2014年10月29日水曜日

電話相談 実施します

今晩は米FOMC終了後、金融政策に関する声明が発表されます。それに先立ち、お電話によるご相談を21:00~22:00の時間に承ります。(※同業者の方はご遠慮ください)


電話相談 21:00~22:00

フリーダイヤル  0120-988-528
携帯電話  090-1623-3464 
(電話中の場合、お待ちいただくことがございます)

担当 後藤


ご相談を承る際、お名前、ご連絡先をお聞きいたします。また営業活動上、勧誘の告知をさせていただき、勧誘を受ける意思の有無を確認させていただきますので予めご了承ください。




さあ来い!FOMC!

おはようございます。
今朝はかなりの冷え込み。布団で寝ないと風邪を引きます。

米株式は上昇加速。NYダウは+187.81ドルで17005.75ドルで終了し、17000ドル台を回復。決算報告、経済指標が好転しFOMC前ながら大きく動きました。4日続伸し安値の日から10営業日目となりここからの買い進みは要警戒域と思います。日経平均株価では15450~15550円は警戒域。

ドル円は大きな動きはなく108円を挟んだ 動き。もう少し上値余地があるように思いますが、108円以上は思った以上に抵抗があるかもしれません。

【NY金 日足】
1220ドルは維持されています。ここを維持し1240ドルを回復してくると、直近の高値1255ドル越えが見えてきます。今晩FOMC後の動きに期待。

【東京金 日足】
4250~4300のレンジを想定していましたが、昨日の4240円台はワンチャンスでした。下ひげ線で押し目完了でしょうか。フロアポジションは4300円近辺で増えた売り越し枚数がかなり買い戻しにより減少しました。

【東京白金 日足】
 4382円を割り込むことはできずに上げてきました。チャート的には今日の足で2番底からの戻り高値4460円を越えてもらいたいところ。越えれば買い乗せを。

【東京原油 日足】
 欲張りすぎたか、正直に申し上げれば、結局買い玉が仕込めていません。買い転換は示されており、買い玉は斥候玉のつもりで仕込むべきかもしれません。

【東京とうもろこし 日足】
 買い一貫。極力、小細工せず買い玉は維持していきます。24200円あたりまでの押しは十分考えながら建て玉のバランスを。

2014年10月28日火曜日

米FOMC待ちか・・

おはようございます。
朝の冷たい風はもう冬を想わせます。

米株式は小幅ながら3日続伸。+12.27ドルの16817.68ドル。明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)では緩和縮小が終了する予定ですが、世界景気の減速傾向からより慎重な判断が強いられるとの見方から株価は堅調。安値から9営業日目で雲の下限にタッチ。

ドル円も米FOMCを前に小動き。

【NY金 日足】
一目均衡表の26日基準線は1219.5ドル。これは安値10/6:1183.3ドル → 高値10/21:1255.6ドルのちょうど半値押しのラインになります。ここを維持できれば次は1250ドルを越え、高値更新を目指すのでは?

【東京金 日足】
こちらも基準線(26日)は4244円。割り込めばあっさり4200~4300円のレンジに逆戻り。安値から一つ目の押し目まで9営業日。一つ目の押しから9営業日目は明日の足(本日夜間取引から)となります。

【東京白金 日足】
 下値下限は4355円で見ていきます。2番底から本日8営業日目。明日晩の米FOMCからの発表がちょうど9営業日目にあたるタイミングになります。

【東京原油 日足】

こちらも押し目を狙う考え。タイミングとしてはやはり明日が安値から9営業日目になります。56000円台を拾いたいですが・・・。

【東京とうもろこし 日足】

以前からの指摘どおり、買い一貫。キレイにトレンドを形成。上値下値切り上げ道中。ストップロスを24100~24000円に引き上げて見て行きます。

米FOMCについて、市場は世界景気減速感を背景に「利上げの時期」の『前倒し』を求めているのではなく、 『先送り』を求めているようです。イエレン議長の慎重な姿勢が評価されることになるかも知れません。テクニカル上、このFOMCのタイミングで重要な日柄を迎えることになります。






2014年10月27日月曜日

今週は米FOMC

おはようございます。
今週は米FOMCが予定されています。いよいよ米金融緩和縮小が終わる予定です。今後の経済の立ち直りがどのように進んでいくか注目されます。

【今週の予定】
10月27日(月) <国内>
9月企業向けサービス価格指数(8:50)
<海外>
独10月Ifo景況感指数(18:00)
米9月中古住宅販売仮契約(23:00)
10月28日(火) <国内>
9月商業販売統計(8:50)
2年国債入札
10月末権利取り最終売買日
<海外>
米9月耐久財受注(21:30)
米8月S&Pケースシラー住宅価格指数(22:00)
米10月CB消費者信頼感指数(23:00)
米2年国債入札
米FOMC(~29日)
10月29日(水) <国内>
9月鉱工業生産(8:50)
<海外>
FOMC声明発表(30日 3:15)
米5年国債入札
10月30日(木) <海外>
米7-9月期GDP【速報値】(21:30)
米新規失業保険申請件数(21:30)
米7年国債入札
10月31日(金) <国内>
9月消費者物価指数【CPI】(8:30)
9月失業率・有効求人倍率(8:30)
9月家計調査(8:30)
日銀金融政策決定会合
日銀「経済・物価情勢の展望」公表(展望リポート)
黒田日銀総裁会見(15:30)
<海外>
米9月個人所得・消費支出(21:30)
米10月シカゴ購買部協会景気指数【シカゴPMI】(22:45)
米10月ミシガン大学消費者信頼感指数【確報値】(22:55)






CFTC建玉明細 2014/10/21現在】



ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
26,634
98,372
-71,738
185,412
NY
207,129
99,145
107,984
411,057
NY
57,236
50,405
6,831
170,192
NY白金
40,534
18,038
22,496
59,865
NYパラジウム
24,455
3,814
20,641
32,790
NY原油
430,349
150,248
280,101
1,459,981
シカゴコーン
438,041
311,721
126,320
1,295,544
シカゴ大豆
237,798
231,151
6,647
811,524


「ドル円」のドル買い円売りのポジションが急速に減少しました。これでまたドル買い円売りの余地ができています。また、前週同様に「金」「コーン」の買い越し枚数が増加。「金」は前週比22,569枚で4週連続の買い越し増加。「コーン」は前週比+22,553枚で2週連続の買い越し増加。「原油」は若干買い越しが回復。納会もあり総取組が77,471枚減少しています。


2014年10月24日金曜日

NY株 泣く子を黙らせる切り返し

おはようございます。
朝は冷え込みますが、ようやく雨もあがり週末から来週にかけてはいいお天気のようです。

米株式は良好な経済指標に後押しされ上伸。NYダウは+216.58ドルの16677.90ドル。16600ドルを越えたことでチャートは良好、陽転したように思われます。日経平均株価も200円以上の上昇になりそうです。

ドル円は米株式、長期金利上昇により108円台を回復。目指すは109~110円ですがCME投機玉の推移を見る限り、上昇余地が厳しいように思われます。109円台のドル買い円売りポジションは、今回105円台までのドル安円高局面では整理しきれておらず、まだそのまま残っていると考えられます。108円後半からは一進一退を予想します。

【NY金 日足】
やはり新規買いが行き過ぎると、反落局面も出てきます。想定内の動きであり1220ドルを維持すれば押し目の範疇として考えていきます。依然として投機玉は買い越し増加傾向にあり買いの流れはまだ変わらないと考えています

【東京金 日足】
NYが下げたものの、円安で下支えられています。4240~4250円を押し目のボーダーラインとして考えます。まだボラティリティの低い4250~4300円のレンジ相場を予想します。

【東京白金 日足】
押し目局面と見ますが、昨日の4380円台を維持できなければ、4350円あたりまでの押しも想定しています。中勢強気で見ていますが、まだ駆け上がっていく段階ではなく上げては下げての繰り返しとなります。

【NY原油 日足】
NYは北米コストラインといわれる80ドルが意識されているのか、何とか80ドルを維持。これで一段上昇していけば2番底形成になりますが、ブレント原油が前回安値まで約1ドルを残しているのが気がかりではありますが・・・。

【東京原油】
2番底形成の安値を待っていましたが、大幅陽線を引き安値から6営業日の売買を全て飲み込む立ち上がりとなりました。これで陽転となる可能性が高まりました。安値待ちの方針は変更していかざるを得ません。

【シカゴコーン】
一番着実堅実な流れになっているように考えています。動きは地味ですが、ファンド玉の推移からしても安定しているように思います。

【東京とうもろこし】
買い推奨。高値を更新してきました。押しを入れながら着実に上昇してきています。上がれば利食いが入りますが、それがこれからの上昇には必要な動き。買い一貫の構え。

2014年10月23日木曜日

原油急落

おはようございます。
雨もようやく止みそうになってきました。

12月から標準家庭向け電力・ガス料金が値下げされるそうです。液化天然ガス(LNG)の輸入価格の下落による措置とのこと。家計的には助かることになり、その分が消費にまわることになれば、景気の上昇に繋がりますが・・・。

米株式は3日続伸の後の反落でNYダウは-153.49ドルの16461.32で終了。短期的な買われ過ぎ感から下落。チャートではまだ戻り売りの範囲を脱せず、しばらくは日柄を稼ぐ展開かもしれません。

ドル円は9月米消費者物価指数の予想を上回る上昇により、インフレ鈍化の懸念が後退。一時的に10年物国債利回りが上昇した局面もあり、107円台を回復してきています。

【東京金 日足】
 4300円手前で足踏み。4300円上では一般投資家の売りが待ち構えています。押して4250円から4300円の攻防戦。

【東京白金 日足】
 Wの真ん中の高値4514円を上抜けてくるまでは、上げ下げの繰り返し。4382円を下回るとやや押しが深くなるかもしれませんが、買いポジションで見ています。

【NY原油 日足】
【東京原油 日足】
やはり一筋縄では行きませんでした。急反落です。
NY原油は安値80.22ドルで2番底を形成。ただブレント原油は同じように前回安値まではまだ1ドル以上の下げ余地がありますので、国内はまだ下げ余力あり。日数的にも下値を確かめてくる可能性はあり、安値を待ちます。55000円台から買いに。もちろん、下抜けはストップロスで見直しです。

【東京とうもろこし 】
買いを推奨しています。昨晩は一時24360円をつけ、上値・下値をじりじり切り上げてきています。ここ1,2週間24000円前後で揉む動きになるかも知れませんが、それはそれで上げのパワーが溜まります。ストップロスは23500~23700円で考えています。




2014年10月22日水曜日

NY株 3日続伸

おはようございます。
朝から激しい雨。日中は冷え込んでくるようです。

米株式は反発。東京時間はリスクオフの流れでしたが、欧州の追加緩和期待で欧州株価は上昇、またアップルなどの米企業決算報告、9月米中古住宅販売件数が1年ぶりの高水準となったことを受けて上昇で3日続伸。チャートではややペースが速いか・・・。

ドル円も106円台後半を回復。米株式上昇、ECBによる追加緩和の観測などからドルが下支えられています。米10年物国債利回りは2.22%。

【NY金 日足】
1250~1280ドルが抵抗のあるところ。まだ買い進まれると思われますが、現在の上昇は買い戻しではなく、新規買いで上がっている様子で買われ過ぎによる思わぬ反落も警戒。

【東京金 日足】
昨晩のうちに4300円に到達。フロアポジションでは一般投資家の多くは売りにまわっているようです。4300円上は売り圧力は強いと思われますが、飛び抜けていくような上昇となった場合は素直について行かなければいけないと考えます。

【東京白金 日足】
昨日指摘したように、2番底確認して上昇中です。突っ走るのは10/10の4514円を超えてから。

【東京原油 日足】
大きな反発へとなるためには、まだ日数が少ないように思われます。あせらずに。
【シカゴコーン 日足】
シカゴの投機玉ポジションは買い越しが徐々に回復してきています。天候相場から需給相場への移行時期ですが、既に投機家は先を見越した動きに入っています。

【東京とうもろこし 日足】
本日換算では11月限発会値24270円を超えてきます。流れに素直に追随買い。ストップロスは23500付近で考えます。


2014年10月21日火曜日

ボラティリティ回復

おはようございます。
昨日から雨続き。相場はいったん安値から切り返してきました。今後は果たして・・・。

昨日は、今月に入り下げ続けていた日経平均株価も急反発。ドル高にも振れ、いよいよ反転かと思いきや、やはり世界景気減速感も強く、欧米時間では緩んでいます。チャートではまだ戻り売りの範囲を超えることはできず、株価は本日反落し、ドル円は106円台へ。

本日は11:00に中国から「9月鉱工業生産」「7-9月GDP」「9月小売売上高」の発表が予定されています。「鉱工業生産」はプラス予想ですが、「GDP」「小売売上高」はやや弱めの予想。

日本では閣僚が辞意を表明するなど、明るくない話題で持ちきり。まだムードがよろしくありません。

【東京金】
 本日で陽線3本目となりえるか。レンジは狭いですが上げ道中。4300円超えが鍵。NYでのファンドポジションは買い越し枚数が増えてきました。

【東京白金】
今月4600円を下抜けて続落。安値から切り返して9日目に2番底をつけた格好。ここで陽転していると考えます。4500円を超えてからでないとまだ勢いがつきません。

【東京原油】
 「白金」以上にキツイ下げに見舞われました。こちらも「白金」同様に2番底を形成しにくるか。振るい落とされたナイフは床に突き刺さったように見えますが、数日経過を見極めていきたいところ。


2014年10月20日月曜日

行楽シーズン

おはようございます。
週末は絶好の行楽日和。これからは紅葉の季節、味覚の秋、たいへん良い季節です。



CFTC建玉明細 2014/10/14現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
22,839
123,986
-101,147
212,420
NY
193,580
108,165
85,415
397,855
NY
58,188
50,451
7,737
169,329
NY白金
40,324
15,777
24,547
58,569
NYパラジウム
25,684
3,725
21,959
33,753
NY原油
441,625
162,845
278,780
1,537,452
シカゴコーン
445,281
341,514
103,767
1,298,144
シカゴ大豆
227,108
234,196
-7,088
811,524


「金」「コーン」の買い越し増加が目を引きます。「金」は前週から18,968枚の買い越し増加で3週連続。「コーン」は前週から17,254枚の買い越し増加となっています。一方、先週激しい下げを演じた「原油」は14,903枚の買い越し減少。安値をつけたのが10/16ですから、更に買い越しが減少したと思われます。



【今週の予定】
1020日(月)
<国内>
9
月全国百貨店売上高(14:30)
9
月コンビニ売上高(16:00)
9
月日本製半導体製造装置BBレシオ
さくらレポート
日銀支店長会議で黒田総裁が挨拶
<海外>
9
月北米半導体製造装置BBレシオ(21 7:00)
1021日(火)
<国内>
8
月全産業活動指数(13:30)
20
年国債入札
<海外>
中国7-9月期GDP(11:00)
中国9月鉱工業生産(11:00)
中国9月小売売上高(11:00)
中国9月固定資産投資(11:00)
9月中古住宅販売(23:00)
1022日(水)
<国内>
9
月貿易収支(8:50)
9
月訪日外客数
<海外>
9月消費者物価【CPI(21:30)
1023日(木)
<海外>
中国10HSBC製造業PMI【速報値】(10:45)
10月製造業・サービス業PMI【速報値】(16:30)
ユーロ圏10月製造業・サービス業PMI【速報値】(17:00)
米新規失業保険申請件数(21:30)
8FHFA住宅価格指数(22:00)
9CB景気先行総合指数(23:00)
30年インフレ連動国債入札
EU
首脳会議(24日 ブリュッセル)
1024日(金)
<海外>
韓国7-9月期 GDP(8:00)
7-9月期GDP(17:30)
9月新築住宅販売件数(23:00)

2014年10月14日火曜日

台風一過

おはようございます。
関東地方では、夜中のうちに台風は通り過ぎ、通勤時間は一応事なきを得ました。
空は青く澄み渡り、西の方向には富士山を拝むことができています。

【今週の予定】
10月13日(月)祝日 <国内>
日本市場休場「体育の日」
<海外>
中国9月貿易収支
米国市場祝日「コロンブスデー」(株式市場は通常通り)
10月14日(火) <国内>
9月国内企業物価指数(8:50)
9月マネーストック(8:50)
<海外>
独10月ZEW景況感指数(18:00)
10月15日(水) <国内>
9月首都圏新規マンション発売(13:00)
30年国債入札
<海外>
中国9月生産者物価(10:30)
中国9月消費者物価(10:30)
韓国中銀政策金利発表
米9月小売売上高(21:30)
米9月生産者物価(21:30)
米10月NY連銀製造業景気指数(21:30)
ベージュブック(16日 3:00)
10月16日(木) <海外>
米新規失業保険申請件数(21:30)
米9月鉱工業生産(22:15)
米10月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(23:00)
米10月NAHB住宅市場指数(23:00)
米8月対米証券投資(17日 5:00)
米アップルが新製品発表会(iPad新モデルが発表される見通し)
10月17日(金) <国内>
5年国債入札
黒田日銀総裁が全国信用組合大会で挨拶
<海外>
米9月住宅着工・建設許可件数(21:30)
米10月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(22:55)
イエレンFRB議長がボストン連銀主催会合で講演

2014年10月9日木曜日

日米 ドル高をけん制

おはようございます。
朝、晩はだいぶ冷え込むようになってきました。

NY株式はFOMC議事録の公開を前に序盤、IMF来年の世界経済成長見通しの下方修正などからリスクオフの流れでの動きでしたが、議事録公開で世界的な景気減速が懸念される見方が明らかとなりましたが、これが逆に早期利上げ観測を後退させることとなり、後半には急反発。NYダウは274.83ドル高の16994.22ドルで取引を終了。

FOMC議事録では、「海外の経済成長が予想よりも弱かった場合、米国の経済成長のペースが予想以上に減速する可能性がある」と世界的な景気減速が米国経済の成長を鈍化させる懸念と、また「ユーロ圏で長引く成長失速とインフレ低下が一段のドル上昇を招き、米国の対外部門に悪影響を及ぼす可能性があるとの懸念を、一部の参加者が表明した」と記されており、ドル高に対する懸念が浮き彫りとなりました。市場では、早期利上げ観測が後退した流れとなっています。

先日の安倍首相の円安けん制発言に続き、米国からもドル高への懸念のメッセージが発せられ当面はドル高への動きは抑えられそうです。
 【ドル円(日銀発表) 日足】

「 NY金」はドルの反発から上値を押さえられた動きで始まり、日本時間でつけた1220ドル台から値を消し1205ドル台まで下落し、12月限セツルメントは1206.0ドル。しかし、FOMC議事録公開を受けて早期利上げ観測の後退から時間外で1224ドル台まで急上昇。米10年国債利回りは2.31%に低下。
 【NY金 日足】

テクニカル上でもMACDのゴールデンクロス後、値を戻してきています。ドル高が抑えられる動きとなれば必然的にもう一段の上昇が予想され、ショートカバーの動きが続くと考えられます。

【東京金 日足】

国内はヤマタニの低い持ち合いの様相ですが、基準線の4251円を回復するとここを挟み、4300円近辺までの戻りも考えられます。 ドル円の動き次第でしょうが、「NY金」の動きに追随していきたいところです。

今週は海外の重要経済指標がひと段落したこともあり、この流れで週末を迎えそうです。