2015年1月28日水曜日

ドル高偏重にもなりきれず

おはようございます。
今朝は少し冷え込みが緩んでいます。

米株式は米耐久財受注が予想を下回る内容や企業決算を嫌気してNYダウ-291.49ドルの17387.21ドルで引けています。まだ今年に入ってからの安値は維持。

ドル円は118円を挟み行ったり来たり。米FOMCの結果発表を控えてまちまちですが、ドル高一辺倒の動きにはなかなかなりません。
国内では銀行や生保など大手機関投資家に日本の国債離れの動きがあるようです。利回りが低下しているため、一部株式や外債に振り向けられています。これにより日本の長期金利が上昇し、日米金利差に開きが出てきていません。国内の長期金利の動向にも注意が必要です。

【NY金 日足】
 ウクライナ情勢の緊迫化で逃避買い。取組増加、SPDR保有金残高も増加していることから積み増しされている気配が窺えます。しかし、相場としてはまだ押しが浅いか。

【東京金 日足】
 高値持ち合い。昨日のTOCOM非当業者委託玉の内訳は67619売59592買でネット8027枚の売り越しに。11月、12月の高値時に匹敵する玉バランスになっています。まだ押し待ちスタンスで。

【東京白金 日足】
もう一声です。

【東京原油 日足】
レンジ内の攻防が続いています。米オバマ大統領とサウジのサルマン新国王の会談では原油安についての協議もされたと見られますが、対イスラム国の連携強化が中心だったのか市場は反応なし。国内は37000~38500円のレンジから抜け出せず。

【東京とうもろこし 日足】
少し水準を切り下げてきました。26000円割れを待ちたいところ。