ドル高はいつまで・・・

おはようございます。
今日から天気が崩れます。

米株式は最高値を更新。NYダウは前日比145.02ドル高の18371.95ドル。主要企業の4-6月期決算報告が続いてきますが、先行き期待感が強まり世界中から投機資金が集まってきているようです。ドル円は105円台をうかがう勢いで104円台後半。安倍首相の経済対策への期待から円安ドル高の動きが始まりましたが、米株式への資金流入も一段と勢いに拍車をかけています。米長期金利は債券から株式への流れで上昇。米10年国債利回りは1.51％とここのところ急反転。


【NY金　日足】

 ドル高の動きが米株式の上昇に伴い勢いを増し、さすがに「金」は高値を維持できず。株式に資金が回帰する以上は調整を余儀なくされます。6/24の英国民投票開票日には調整はボリンジャーの20日加重平均線上、一目均衡表では基準線上まででした。今回ボリンジャーの20日加重平均線は1323ドルにあり、一目均衡表の基準線は1307ドル。浅くて1320ドル深押しで1300ドルあたりを警戒する必要があるかもしれません。予想レンジは1370～1300ドル。


【東京金　日足】

 昨日は一般投資家の手口では相当『売り』が目立っておりました。取引所の非当業者委託玉は15000枚台の買い越しで5/20以来の水準まで買い越しが減少しています。『ミセスワタナベ』と称される日本の投資家のように、一般投資家の手口は所謂『逆張り』が顕著になっています。昨日取組高が大きく減少したことから目先調整の可能性を考えるべきでしょうか。ただドル高進行も伴うことになりますので売りを狙う相場ではないと考えます。予想レンジは4490～4380円。


【東京白金　日足】

 下げに転じるとは思いませんが、上昇が大きい分値ブレが大きくなるのは考えながら。「金」の下押しの影響は考えられますが、あくまで押せば買いで方針変わらず。大きな相場の転換と考えてますので、売り狙いは考えません。予想レンジは3700～3530円。


【東京ドバイ原油　日足】

 米石油協会（API）が発表した米原油在庫は前週比220万バレル増加で市場予想に反して増加。NY原油は株式市場の上昇でリスクオンムードもあり堅調な動きでしたが、在庫発表後は時間外で下落しています。チャート的にはまだ上昇に転換したとも言えず戻り売りの範囲と考えます。予想レンジは31000～29300円。


【東京ゴム　日足】

株高・円安で続伸。それ以外見出せていません。


【東京とうもろこし　日足】

【米農務省需給報告】

7/1現在	2016/17年度		2015/16年度
発表日	7/12	6/10	7/12	6/10
作付面積	94.1	93.6	88.0	88.0
収穫面積	86.6	85.9	80.7	80.7
イールド	168.0	168.0	168.4.	168.4
期初在庫	1,701	1,708	1,731	1,731
生産高	14,540	14,430	13,601	13,601
輸入	40	40	60	60
総供給	16,281	16,178	15,392	15,392
飼料・その他	5,500	5,550	5,200	5,250
食品・種子・工業	6,650	6,670	6,592	6,610
エタノール・副産物	5,275	5,300	5,225	5,250
国内消費	12,150	12,220	11,792	11,860
輸出	2,050	1,950	1,900	1,825
総消費	14,200	14,170	13,692	13,685
期末在庫	2,081	2,008	1,701	1,708
在庫率	14.7	14.2	12.4	12.5
農家手取価格	310-370	320-380	360-370	360-380

 市場予想を下回る期末在庫でしたが、強い内容でもありません。

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