コーン 好天で収穫遅れを回復しても・・・

【シカゴコーン　日足】

過去最大規模の豊作予想にもかかわらず8月以降は価格水準を下げず。上のチャートはつなぎ足ですが、シカゴ12月一代足では350セントを中心に8月終わりから低位横ばいの動きです。

＜10/16発表　米コーン収穫率＞
　　　　　　　　　10/15　　昨年同期　　　過去5年平均
全米18州　　　28％　　　　　44％　　　　　　47％
アイオワ州　　13％　　　　　31％　　　　　　41％
イリノイ州　　　47％　　　　　71％　　　　　　64％
ネブラスカ州　17％　　　　　32％　　　　　　39％　

例年に比べ収穫が遅れていますが、今週は降雨もなく収穫は進む見通し。
一方南米ブラジルは今週降雨は少なくアルゼンチンは降雨が多いようです。

＜ブラジル　コーン産地＞

ブラジルでのコーン産地は上位からパラナ州・マットグロッソ州・ゴイアス州・ミナスジェライス州・マットグロッソドスル州で7割以上の生産高を占めます。
＜アルゼンチン　コーン産地＞

アルゼンチンでのコーン生産高は州別に上位からブエノスアイレス州・コルドバ州・サンタフェ州で7割以上を占めています。


【東京とうもろこし　日足】

 チャートで見れば今月初めの高値を突破。ダマシダマシながらの上昇。取組高が少ないため純粋にテクニカルでは反応しにくいですが、『豊作に売りなし』の動きで8月底の動き。

今後のセミナーは以下の予定です。 

　

10月21日（土）　「外務員の相場展望　Vol.23」

 

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会場は東京商品取引所（ＴＯＣＯＭ）になりますのでお間違えのないようにご注意ください。

 

さらに平日も開催！

毎週火曜日初心者向けに個別相談会をおこないます。

 

また初心者向けではなく、玄人向けもご希望があれば

時間の許す限り対応いたしますのでご相談ください。

 

お電話でのご相談は　0120-988-528 

メールでのご相談は　goto@okachi.jp

 
 

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金 年内利上げ云々よりも・・・

【ＮＹ金　日足】

本日は反落。米国と北朝鮮がモスクワで接触？との報道もあり上値が押さえられた様子。今朝の米ＦＥＤウォッチでは12月利上げ予想は86.7％。週末のイエレンＦＲＢ議長の講演で利上げが示唆されたとみられていますが、市場は年内利上げ云々よりも次期ＦＲＢ議長によって今後の金融政策の方向性の見直しが迫られることを警戒しています。イエレン氏または現ＦＲＢ理事のパウエル氏であれば現状の方針継続と見れますが、有力候補のウォーシュ氏やテイラー氏ではタカ派であろうがハト派であろうが不透明であり、市場は変化を嫌います。エンジンを噴かすことはできますが、まだギヤを入れて走るわけにはいかず・・・。

ＣＦＴＣファンド買い越し幅は4週連続の縮小。当然ロングが減少していますが、ショートも減少して総取組高が減少しました。売り込んだ向きもなくショートカバーによる上昇は大きく見込めず。新たな手がどちらに入ってくるのか？予想レンジは1,315～1,290ドル。


【東京金　日足】

遅行線は黄色○の持ち合いのなか。4,650円を下回る場面があるかも知れませんが、あくまで持ち合いの動きのなかか・・・。方向性を決定付けるのにはきっかけが必要かもしれません。有事か？ＦＲＢ人事か・・・？ドル円での円売りポジションが膨らんでいるためドル高は限定的とみられます。円安での上昇よりもドル建ての上昇が上抜けの条件のように考えています。予想レンジは4,700～4,650円。

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揺れるＦＲＢ人事と北朝鮮リスク

おはようございます。
秋雨前線が停滞して全国的に長雨が続いています。

米株式は企業業績期待で続伸。ＮＹダウは85.24ドル高の22956.96ドルで最高値更新の動きはとどまることを知らず・・・。週末のイエレン議長の講演発言で利上げ示唆と受け止められましたが金融株にとってはこれが好感されています。そのイエレンＦＲＢ議長と続投か否か19日にトランプ大統領と面会の予定。先におこなわれた候補者の一人、ジョン・テイラー氏との面談でトランプ氏はかなり好印象を持った様子。ドル円は下落していた111円台から回復し112円前半の推移。米長期金利は反発し、米10年国債利回りは2.31％。債券が売られ株式への資金流出の動き。

また北朝鮮についてトランプ大統領は「軍事行動」を意識させるような発言を発してはいますが、水面下でロシアを通じて米国と北朝鮮が外交官レベルで接触する可能性があると報道で伝えられています。北朝鮮側は否定しているようですが、憶測からドルが反発したようです。

中東の火種「イラン核合意」の破棄についてもイラン国内の強硬派が勢いづく要因。オーストリアなどでも右派の政治勢力が台頭してきており、リスク要因は絶えず・・・。

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